マーケティングFX2資金管理について
資金管理法のルールについて、自分の資金量に合わせたLot数を設定しましょう。
自動売買版ではドローダウンがいくつになったらLotを〇〇ずつ上げてEntryする、という機能があります。
この設定により、資金の変動に応じたリスク管理が可能になります。
この記事は公式のマニュアルを元にわたしの設定も紹介しています。
◯円減るごとに、◯Lot増やす
マーケティングFX2の資金管理法は、「◯円減るごとに◯Lot増やす」という形式になっていますので、ご自身の資金量に合わせて数値を設定する必要があります。
この設定が適切であれば、リスクをコントロールしながら、より効果的に運用できるようになります。
資金管理法のケースをご紹介します。
例えば、資金が100万円の場合、5万通貨でエントリーし、1万円減るごとに
0.05Lot(5千通貨)増やすといった具合です。(資金が増えた場合は5万通貨のままです)
このように、状況に応じた柔軟な対応が可能です。
当初の口座資金より減っている場合はLotが増えて、
口座資金が増えている時は、通常時のLotでエントリーします。
そうすることで、小さいLotで負けて、大きなLotで勝つことが出来ます。
結果、5勝5敗獲得PIPS0でも利益が出ます。
・当初の資金より増えている → 通常Lotでエントリー
・当初の資金より減っている → Lotを増やしてエントリー
設定する3つの項目
資金管理法で設定する項目は3つあります。この3つの項目すべてに、適切な数値を設定することが重要です。
もし、適切でない数値を設定してしまうと、意図しない大きなLotでエントリーすることになり、大きな損失を招く可能性があります。
※この設定項目はチャート上で
「右クリック」→「エキスパードアドバイザ」→「設定」→「パラメーターの入力」の操作で表示されます。
※マーケティングFX2のシステムをセッティング済でないとこの画面は表示されません。
※初期設定ではこの機能はOFFになっているのでONに変更して下さい。
最初に基準Lotを決める
基準Lotとは、1トレード辺り何Lotでエントリーするかを決める項目です。
先程の例ですと、5万通貨が基準Lotに該当します。
基準Lotが大きすぎると、負けた時のLotも大きくなっていくのでご注意下さい。
1回あたりの損失が投資金の1%に収まるように
マーケティングFX2では初期設定で損切りが18PIPスプレッドも
入れてたぶんが損失となります。
参考としてクロス円の通貨ペアのLot数を載せておきます。
こちらを参考に1トレード辺り18pips程度の損になった場合、
自分の投資金の1%にあたるLot数を計算してみましょう。
投資金額の1%にあたる損失を、1回のトレードでどれだけのLotを持つべきか計算していきます。
100万円運用の場合
100万✖1%÷18pips÷10,000通貨=0.05Lot
(0.05555→小数点3以下切り捨てにしています)
設定後は表示を見て確認できます。
その他のドルストレートの通貨ペアは計算が複雑になりますので直接入力して微調整してLotを入れてください。
残高減少幅と増加数を決める
残高減少幅と増加数は、
資金が◯円減ったら、◯Lot増やしてエントリーするという部分を決めます。
上記の画像では
・残高減少幅:10000
・増加数:0.05
と設定されているので
・資金が1万円減ったら、0.05Lot増やしてエントリーする
という意味になります。
増やしすぎには注意です負けが続けばどんどん負け金額が上がりますので
勝てばいいですが・・・調整は慎重に。
わたしは1万円負けるごとに0.01Lot上げる調整をしています。
資金管理を使わず、固定Lotでのエントリーも出来ます
資金管理法を使いたくない場合
毎回同じLotでエントリーすることも出来ます。
資金管理機能を使わず、いつも同じLotでエントリーする場合、
Lotコントロール設定を「OFF」にすればOKです。
負けによってLotが増えることはなく、
いつも同じLotでエントリーするようになります。
※OFFにすると残高減少幅や増加数に入力した数値は無効になるので
これらの数値を変更する必要はありません。
資金管理機能を使わず固定Lotでエントリーする場合は、
資金管理機能をOFFに設定したうえで、
赤丸で囲った部分にてLot数を変更して下さい。